学校の教員という仕事が一番好きです。でも日々何か変だな~と感じていました。そこで学校や教育について書いていきたいと思います。

冗談はさておき

教育

修学旅行 Part2

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引率した時の話である。

生徒が「女子アナの○○に会いたい」と言ってきたことがある。いつもの面白好き性格が動き出し、「まかせろ!」と胸を大きくたたいた。

早速、テレビ局に電話して交渉開始。

「修学旅行で東京に行くのですが、生徒が女性アナウンサーの〇〇さんに会いたいと言っています。可能でしょうか?」

が、即その場で「お受けできかねます。」と丁重に断られた。しかし、このまま引き下がっては生徒との関係も低調となる。

また担任としてのプライドが許さなかったというか、大きく胸をたたいた手前、即切り返した。

「実は以前、テレビ局に関する人気投票を行ったことがあます。予想では〇〇局(当時バラエティ絶好調)が1位と思っていましたが、そちらのテレビ局さんが人気第1位だったんです。なんとかならないでしょうか?」。

この発言に気をよくしたのか、テレビ局総務部の方が「じゃあ、社内で検討しますから1週間後にまた電話してください。」と言ってくれた。

俺はダメ押しが必要と思い、「ぜひともよろしくお願いいたします。見学の人数は、私が責任をもって3人に必ず絞り込みます。」と言って電話を切った。

電話機に向かって頭を下げながら切った。ついでに申し訳ない気持ちもあったが、舌を少々出した。

最初から、某女子アナに会いにテレビ局に行きたがっている生徒は、3人だけなのだから。

生徒のためだからウソも方便。

1週間後、OKがでたが、某女子アナはスケジュールの都合で不在だった。

それでも生徒3人を引き連れ、初めてのテレビ局。

しかも東京のキー局に行くのだから、心ウキウキ、ワクワクと少々のドキドキである。

総務部副部長と女性社員の方に局内を案内してもらった。

最初はお昼の主婦向け番組のスタジオだ。

某有名司会者はリハーサル中だったが、カメラを向けられていることに気づくや、こちらに振り向きピース・サインのサービス。

次に夜のニュース番組のスタジオに向かった。

居合わせたディレクターが「先生、カメラの前に立ってみてもいいですよ」と声を掛けてくれた。

もちろん俺にエンリョの文字はなく、早速カメラの前に立ち一言。

「皆さん、こんばんわ。今日は〇〇の従弟であるわたくしがニュースをお伝えいたします」とやってみた。

有名人の名前を出してやってみた。

普通はウケるはずなのだが全くウケなかった。

というよりもディレクターが真面目な顔で「先生、イケますよ」と言ってくれた。

その後、建設現場の足場のようなスタジオ裏側を迷路のように歩きまわり、あちらこちらを案内してもらった。

最後には応接室で生徒ともども「例の人気投票」の件について聞かれた。

もちろん俺が立て板に水がチョロチョロのごとく説明した。

遠慮しながらもケッコー話を盛った。

生徒には困った顔をさせる暇は与えなかった。

最後に総務副部長さんから我が地元の人気番組について質問された。

以前、スタジオ見学に行き、番組参加していたのでこちらは立て板に水のごとく、調子よく事実を説明した。

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