学校の教員という仕事が一番好きです。でも日々何か変だな~と感じていました。そこで学校や教育について書いていきたいと思います。

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体育の教員 Part2

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《体育の教員Part1》はこちら

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体育の教員 Part2

別の体育の先生の話である。

この先生は、授業の代講の時、遅刻をすると出席簿の角で額にオシオキをした。少なくともこの体育の先生が授業の代講で来ると情報が入った時は、ゼッタイに遅刻はありえなかった。「出席簿の角で額にオシオキ」の次が想像できなかったからである。想像したくもなかった。

また真夏のメチャクチャ暑いときである。

この先生は出席を取るなり「お前たち、特に運動部の連中は暑いからといって炭酸飲料を飲むな! 骨を溶かすから駄目だ!」。

そこで手をあげて「先生、それなら何を飲めばいいんですか?」と元気よく質問したら、「〇〇〇だ!」と真顔で言われた。

真顔で真剣に厳しく言われたので驚いた。

むかしだから通用したが、今の時代であればオトガメなしでは済まない。

さらに。

昼休みに部活の先輩から「〇〇先生がお前を探しているぞ!」と言われた。急いで体育教官室に向かった。遅刻はありえないので走った。

教官室に入るなり、「目をつぶってその椅子に座れ!」と厳しい声で言われた。何事かと思いつつ街の中華屋さんにありそうな丸椅子に座った。

目をつぶりながら、わが身の最近の行動を振り返った。

先生からの指導に該当しそうな、オシオキに該当しそうな一件を思い浮かべたが何もなし。すこし安心。安心しつつ薄眼を開けて先生の様子をうかがった。

手にした電気ヒゲ剃りのスイッチを入れて何やら調整している。叱られないように目をつぶっていると電気ヒゲ剃りのウィーンという音が近づいた。オレの頭は金属の歯の冷たさを感じた。

5時間目、授業開始のチャイムが鳴ったが作業は続いた。頭は最新式の電気ヒゲ剃りでツルンツルンとなった。電気バリカンではなく電気ヒゲ剃りだ。

「ヨシッ! 終わったから授業に戻っていいぞ!」と言われたので初めて質問できた。

「何かあったんですか?」と低姿勢で質問したら、「いや、電気ヒゲ剃りで頭を刈ることだできるか、試してみたかっただけだ」と笑いながら答えてもらった。もちろんそれ以上の質問はあり得ないので授業にもどった。

授業中の教室に入ると先生も生徒もいっせいにオレの頭を見て笑った。昼食までは坊主頭だったのがツルンツルンに変わったのだから。「〇〇先生に電気ヒゲ剃りで試された」と言ったら、教室中大笑いとなった。

おまけ。

むかし、必修クラブという授業があった。スポーツ系や囲碁、将棋などの文科系の授業で夏と冬に違う選択をしていた。

3年生の後期、仲間内で「水泳を選ぶぞ」と決めた。後期は寒くなるので水泳は選択肢にあるわけがない授業だが、高校生活も残りわずかとなり、思い出作りのオフザケだった。

当然、体育教官室に呼び出され、行ってみるとほかの仲間はいなかった。「お前はアホか!」と電気ヒゲ剃り先生から説教された。先生の怒りを分散させるために「〇〇と〇〇、〇〇も水泳を選択したはずですけど・・・」と約束したはずの仲間の名前を挙げてみた。先生が再度選択用紙を確認したが、みんなフツーの選択だった。

もちろん説教はパワーアップした。

大荒れ警戒警報が発令されたのは言うまでもなかった。

遭難はせずに助かったが、思い出つくりも大変だった。

 

 

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