学校の教員という仕事が一番好きです。でも日々何か変だな~と感じていました。そこで学校や教育について書いていきたいと思います。

冗談はさておき

ドットコ日記  一歩すすんで二歩よろける <しまなみ海道&瀬戸内編>8

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8月3日(日)Part2

尾道駅前の渡船のり場に立った。

まだ旅を続行するともしないとも決めかねていた。

「とりあえず、記念写真でも撮るか!」とカメラを取り出した。すると渡船のオジサンが勝手に撮影場所を指示し始めた。

「は~い、そこ、そこね! 船をバックに自転車と1枚ね。その後は船の2階に出て操舵室横から写真を撮りなさい!」。

まだ旅に出て一度も自転車に乗ってもいないのにイカニモ乗ったような写真をパチリ。

結局このオジサンに背中を押されるように船に乗り込んでしまった。

ということは、自転車で旅を続けることになったようだ。

対岸の向島が、しまなみ海道最初の島だ。

下船後、島の案内図を見ていたら、人の良さそうなタクシーのオジサンがいたので話しかけた。本当に気持ちのいい尾道大好きオジサン。記念写真を撮ったら照れていた。照れるオジサンの笑顔で決心した。

「やるか~! 走るか~!」

せっかくの瀬戸内海だから、近道よりも海沿いの道を行こうと考えた。

照れるタクシーのオジサンに道を教えてもらいスタートした。

波はホ~ントおだやかで、海水浴客とジェットスキーヤーがテンコ盛り。島もプカリ、ノンビリ浮いている。

最初はこんな風景に「これぞ正統派日本の夏だ。お見事!」とニコニコだったが、段々日差しのテリテリ、ジリジリにそれどころではなくなった。最後は近道しか考えなくなった。

それでも会う人、会う人には相変わらず「飛行機乗ってやってきました!」と声をかけ、しゃべり、(注)空き家情報などを仕入れながら、ペダルを元気よくこいだ。

(注)当時は空き家を活用して基地を塾を作りたいと思っていた。

チャリダーと言葉を交わした。和歌山から来た大学生だ。しまなみ海道2度目で安住アナと風間トオルをたして2で割ったような顔。アディダスのTシャツとハーフパンツ姿。自転車のバッグは形よく後輪に付けられ、サドルの後ろには、銀のマットがビシッ。

「カッコエー!」。

一方、オレはというとバッグはパンパン、体型チョイ太め、肌は浅黒というより赤焼け。X-Largeのキャップをかぶっているが、どうみてもマズイ団体御一行様所属。そのうちの一人が心を入れかえるためにツーリングしている感じだ。

スーパーの日陰などで休憩しているオレを見ても「なんであんなコワイ人が、うなだれて座り込んでいるの?」と周りの人は思うに違いない。

しかし安住トオルには人生経験で勝っている。はずだ。

もうひとりのチャリダーは、鳥取から来た野球小僧風大学生だ。オレを追い抜きながら、遠くから飛行機乗ってやってきたと知り、自転車の上で大きくのけぞって驚いていた。

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