学校の教員という仕事が一番好きです。でも日々何か変だな~と感じていました。そこで学校や教育について書いていきたいと思います。

冗談はさておき

ドットコ日記  一歩すすんで二歩よろける <しまなみ海道&瀬戸内編>7

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8月3日(日)Part1

昨夜は2時30分まで起きていたことは覚えていた。

朝は4時30分に新聞配達のスクーターで起こされた。

睡眠は旅の初日0時間、2日目は2時間の2日間で、合計2時間だ。

そしてこの日も朝から蒸し暑い。小学校の鉄棒に干したTシャツ、ハーフパンツ、トランクスも全く乾かなかった。

疲れ+緊張+寝不足で俺の怒りも頂点に達した。

何のために旅に来たのかもすっかり、さっぱり忘れ、怒りに任せてわが単細胞スイッチON。

「もーやってられない! 絶対に帰る!」。

しかしその前に腹が減っては戦ができない。ガスバーナーを出した。多分この旅では最初で最後のガスバーナー使用になると思った。

「旅を打ち切って自宅に帰るのは非常に残念」という気持を(注)無理矢理絞り出しながら、湯を沸かしてカップヌードルを食べた。

校庭でとりあえず日記を書いていると、ゲートボール準備にオジイチャンが登場。

何の話の流れか、このオジイチャンに「今の教員はビシッと子供を叱らないからイカン!」と言われた。

と同時にチョッと俺の背筋も伸びた。旅を止めようとしている俺の弱気を見透かされたような気がした。

(注)「無理矢理絞り出し」 ⇒ この時は本当に何がなんでも絶対に帰るつもりであった。冷静に判断できる状態ではなかった。単純かつただのアホ。関西で言うところの「アホちゃいまんねん、パーでんねん。」かな。

「これで最後だ」とニンマリしながら、尾道の町並みを眼下にしながら駅に向かった。

尾道駅係員さんに飛行機の状況などを聞いたが、(注)いかにも面倒クサイといった表情でコンピュータの端末を操作した。普段のオレであれば、ここは徹底的にそのサービス業にあるまじき態度を問いつめるところである。が、今回は旅の終了をあと押しする行動と前向きに受けとめた。

(注)「(注)いかにも面倒クサイといった表情」 ⇒ 駅員さん、ゴメンさい。この時は本当にそう見えたんです。でも2日間で睡眠時間2時間男かつ柳葉魚の目を持つ男の言うことですから、信用できません。駅員さん、どうかお許しを。

さらに妻に電話した。無理と思いつつ、マイレージの変更ほか、なんとか絶対確実に自宅にたどり着ける方法を探してもらった。当然、電話の先にはあきれた妻の顔があったはずだ。声のトーンにいつもの手厳しさがなかった。

当たり前だが飛行機に通常料金の大金を払うしか方法がなかった。

このクソ暑い中で、脳みそもとろけ出しそうで、俺も考えた。

「さ~てどうしたものか。今の所持金で何とか航空券は購入できる。帰宅後は、まずお義母さんに餞別を返さなければなるまい。笑ってやり過ごすわけには行かない。次に妻と交渉して残りの夏休み活動費として2万円を借りる。前借りした旅行グッズ代金と合わせて8月から12月までの小遣天引き払いに組み込む。しかしこの場合、年内の小遣いは超緊縮財政となり、生きるシカバネも同然。ということは年内は、焼き鳥の串一本たりともお目にかかれない状況となる。マズイ・・・。」

「愛しの妻よ、帰っていいか? う~ん・・・、どうしたもんだろうか・・・」と唸りながら考えていたら、本当にウンチing timeがやって来た。

駅前のホテルで個室にこもり一人、顔真っ赤にして真面目に唸った。

唸ってみたら何か気分も晴れてきた。

寝不足+緊張+疲れ+睡眠時間2時間でも気分が晴れてきた。

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