学校の教員という仕事が一番好きです。でも日々何か変だな~と感じていました。そこで学校や教育について書いていきたいと思います。

冗談はさておき

ドットコ日記  一歩すすんで二歩よろける <しまなみ海道&瀬戸内編>10

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8月3日(日)Part4

しまなみ海道最後の来島海峡大橋6.2Kmは、本当にキツカー!橋だった。

急がない旅を急ぐ旅に切り替えたことが、あせりを生んだ。

「あの鉄塔まで行けば絶対下りになるはずだ」と勝手に期待し、思いこみ、行ってみたら当然待ち受けているのは、登り風景のみ。

ウ~ンと唸ってから、「なんも焦ることない」精神を思い出し、自転車を押して歩いた。

そしてまた自転車を漕いだ。

対向車側のフェンスにもたれ掛かって休んだ。海側のフェンスは、怖くて怖くて寄れません。これを3度繰り返した。

小学生に声を掛けられたが、なんと元気のいいガキだこと。

「お前はどうせ大島往復だけの旅だかろうから、元気があまってる。それにくらべてオレはしまなみ海道制覇だぞ!」とまったく大人げない心境になった。

カップルも遠くに行き交う船を見ながら、イチャツキながら、オレの横を通っていく。

「オレに頑張ってください、と一声ぐらいかけても二人の愛は、ぐらつかないぜよ。それぐらいの気遣い、心の余裕はないのか!お前ら。そんなんじゃ長くはないぜよ!」と心で思った。

もちろん口に出して言えません、そんなこと。また言う気力もこの時はなかった。

それにしても来島海峡大橋は長い。

ヘルメット、シャツ、パンツをビシッーと決めたカップルは、声を掛けてくれたが、彼女の方はカワイかった。

来島海峡大橋の2度目の登りを何とか切り抜けて、再び四国に上陸した。しまなみ海道最後の下り坂は気分ソーカイ。さらに地図を読み違え、今治市内まで数Kmしかないことが分かり、右脚のツリも我慢して自転車を漕いだ。

今治市内に入って早速宿探しだ。

2日間で2時間しか寝ていない。しかも頭が鈍くなり、ふらつきながらも本日の走行距離80㎞に根性と意地とプライドをミックスさせた。だから今宵は、絶対にエアコンをガンガン効かせてシーツに挟まれる至福の瞬間を迎えたい。

今治市駅前のアーケード街は、花火大会見物でゴチャゴチャの人。

その人並みを自転車ヨレヨレでかき分けた。

妻に指示されてたどり着いた宿は破壊力満点、すごかった。

「結構なお点前でした。」と言わずにはいられないほどだ。昭和初期の千と千尋だ。キーハンターに登場しそうな、国籍不明の建物。下宿屋風玄関から入るとフロントがあるようだ。

「本当に営業中か?」とはっきり口をついて一言。

事前に自分の名前だけしか告げていなかったので、幽閉される前に速攻で逃げた。疲れていても素早く逃げた。

今治駅近くのビジネスホテルにチェックイン。シャワーを浴び、洗濯機まわしている間に駅のコンビニに夕飯の買い出しに行った。

行って早くも「これが四国か!?」を体験した。

駅改札口の真正面にベンチが円形に置かれている。その上にサングラス+チョビ髭+坊主頭の見るからにコワソウな2人が、酔っぱらって寝ていた。そばにはビンから酒がこぼれていた。

その隣にはバックパッカー風だけど住所がイマイチ不明そうな男の人が、ボーッとしていた。さらにその隣には、同じようなオッチャンがギャンブルに負けたのか怪しい雰囲気で業界新聞を読んでいた。

20時にもならないこんな時間から、これだけヨリドリミドリ多士多才とは。

四国はアナドレナイと思った。

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